関西大学経済人クラブ 関西大学経済人倶楽部は、会員相互の親睦と啓発を図ることを目的とし、政治・経済・文化・科学・芸術の分野迄、会員相互の啓発に取り組んでいます。

活動報告

1983年7月21日(木)

◆第86回例会 代表幹事に吉田三七雄氏

関西大学経済人クラブ(西村治三郎会長)の第八十六回例会は、七月二十一日午後六時からホテルプラザで四十人が出席して開かれた。

 クラブ創設以来の代表幹事である戸根泰雄氏の急逝に対し黙祷を捧げ哀悼の意を表した。

~政局の展望を聞く~
 今回の例会は、朝日放送解説委員室次長山田浩氏を講師に迎え「今後の政局はどう動くか」と題して、六月の参院後波乱含みで推移すると見られる政局の展望について聞いた。

 現在の自民党内での力関係は、田中派対他派閥という一強五弱の構造にある。外交面では中曽根氏が昨年十一月首相就任後、各国との積極的首脳外交を展開し、一月にはレーガンとの日米関係の修復のあと、五月には先進国首脳会議に出席し日米を主軸にそれが基本であることを強く主張するなどこれまでの外交姿勢から一歩踏み込んだ現実的な政治家としての姿勢を打ち出している感がある。
 一方、内政面では参院選で初の比例代表制を導入の結果いくつかの混乱は生じたものの、自民圧勝で終わった。現在の政局は静かに見えるが、秋への展望として、十月十二日にはロッキード事件丸紅ルートの東京地裁第一審判決、いわゆる田中判決がある。

 政局はこの台風の目と、そのはね返りとしてどうしても避けられない衆議院解散、総選挙を照準にしながら推移するであろう。
 以上のように解説された。

 なお後任の代表幹事に吉田三七雄氏(10大法 ㈱エー・ビー・シー・トラベル代表取締役社長)を満場一致選出した。