◆第3回復旦大学・関西大学経済フォーラム概要

2012年6月5日(火)

日 時:2012年6月22日(金)~23日(土)
場 所:上海復旦大学日本研究センターホール
主 催:関西大学経済・政治研究所、復旦大学日本研究センター
後 援:関西大学校友会経済人クラブ、日中経済貿易センター(調整中)

テーマ:
「中国における日系企業の現状と課題-日中経済交流の転換期にあたって-」

対 象:
復旦大学、関西大学、上海社会科学院、湖南大学、合肥工業大学などの研究者、大学院生、日系企業の現地駐在員、関西大学経済人クラブ・上海関大会などの校友、その他の企業関係者

趣 旨:
1972年の日中国交回復以来、様々な分野で日本と中国の交流が進められてきた。
とりわけ、経済交流は着実に発展し、両国とも貿易相手国としてきわめて重要な位置を占めるに至っている。2010年に中国が日本を抜いてGDP世界第2位に躍進し、中国は今や「世界の工場」から「世界の市場」へと展開している。1980年代から多くの日系企業が中国に進出してきたが、この間の10%を超える人件費の増大や複雑な労務管理、税制などが重要な問題になってきている。国交回復40周年を迎える本年は中国に進出している日系企業にとっても大きな転換期となっている。今回のフォーラムは、こうした中国における日系企業の現状と問題点を大学の研究者だけではなく、日系企業に勤務する中国人を交えながら幅広く議論し、解明することを目的としている。


2012年6月22日(金)
15:00~15:10
主催・来賓挨拶
復旦大学
関西大学 本西泰三(学長補佐、経済学部教授)

15:10~15:40
基調講演(復旦大学)

15:40~16:10
基調講演(関西大学)水野一郎(経済政治研究所長、商学部教授)
中国における日系企業の現状と課題

16:10~16:30
研究報告(復旦大学)

16:30~16:50
研究報告(関西大学)
佐々木信彰(経済学部教授、経済政治研究所研究員)
国交正常化40年の日中経済関係

16:50~17:10
質疑応答

17:30~
懇親会


2012年6月23日(土)
9:30~9:50
研究報告(復旦大学)

9:50~10:10
研究報告(関西大学)
岡照二(商学部助教、経済政治研究所研究員)
日本企業におけるカーボン経営・会計の動向

10:10~10:30
研究報告(復旦大学)

10:30~10:50
質疑応答

10:50~11:00
休憩

11:00~11:20
研究報告(関西大学)
長谷川伸(商学部副教授、経済政治研究所研究員)
深センにおける日系中小企業の現状と課題

11:20~11:40
研究報告(復旦大学)

11:40~12:00
質疑応答

12:00~13:40
昼食、休憩

13:40~15:30
円卓討論(司会:水野一郎)
中国における日系企業の現状と課題

16:00~17:00
復旦大学の施設見学

17:30~
懇親会



円卓討論参加者(予定):
傅鈞文(上海社会科学院世界経済研究所教授)
朱衛東(合肥工業大学経済学院院長、教授)
陳暁春(湖南大学政治公共管理学院常務副院長、教授)
劉希玲(北京聯合大学応用科技学院准教授)
趙雷(日産投資)
唐立鋒(日機装)
陶意毅(安川電機)
邱政豪(三菱商事)
陳波(中国建設銀行)
横田和彦(三和シャッター、上海関大会会長)
山本震一(上海威艾思商貿有限公司、上海関大会幹事)
前田正行(四季日中(上海)国際旅行社、上海関大会)
九之池栄一(関西大学経済人クラブ)