◆関西大学経済人クラブ第222回例会

2019年5月13日(月)

いのち輝く未来社会のデザイン 1970年大阪万博から2025年大阪・関西万博に向けて
大阪府立大学研究推進機構 橋爪紳也特別教授の講演を聞く

 経済人クラブ(生田圭一会長)第222回例会が、5月13日に大阪新阪急ホテルで開催された。出席は来賓3名、新入会員2名、ゲスト2名を含め総勢51名だった。
 学歌斉唱で開会し、生田会長の挨拶の後、第1部で総会を開催し、その後、第2部で講演に移った。

 今回は、講師に大阪府立大学研究推進機構 特別教授、大阪府立大学大学院 経済学研究科教授、大阪府立大学観光産業戦略研究所 所長としてご活躍され、また、関西の都市政策や都市文化を研究され、大阪府と大阪市の特別顧問として万博誘致に構想段階から携わられている橋爪紳也先生を迎え、1時間に亘り「いのち輝く未来社会のデザイン 1970年大阪万博から2025年大阪・関西万博に向けて」というテーマでお話いただいた。
 まず、1970年に開催された大阪万博について、橋爪先生が当時体験されたお話をお聞きすることができ、1970年の大阪万博を経験できなかった世代の私にとってもその当時の‘熱’が伝わってきた。
 特に、東京ドームやカプセルホテル、缶コーヒーなどが、1970年大阪万博でのアイデアを基に作られたものであることを知り、万博が現在に繋がるイノベーションを創出したことに驚いた。
 そして、2025年に開催される大阪・関西万博の話に移っていった。これまでの万博は、開催国・開催地を中心として世界が集まってくるというイメージであったが、今回の大阪・関西万博は、すべての国が対等であり、大小の国々が混ざり合うこと、多様性を認め合うということがこの万博のこれまでにない方向性を感じさせるものであり、「多様性」・「共創」というキーワードが印象深かった。
 2025年の万博は、大阪・関西万博とはいえ、大阪・関西が、もっと言うと日本だけが万博をやるのではなく、世界の人々とよりよい社会を作るために万博を開催するのだという橋爪先生のお言葉に、今回の万博の大きな意義・意味を感じた。

 その後、講師を囲んでの第3部懇親会では、池内啓三理事長のご挨拶、寺内俊太郎校友会長による乾杯の後、新入会員及びゲストの紹介、ゴルフ部会と若手会の報告と案内、東京経済人クラブの案内などがなされた。
 大いに盛り上がった懇親会は、仁井ひろみ副会長の挨拶により閉会を迎えた。

今回、橋爪先生のご講演により、2025年大阪・関西万博への期待値が更に高まり、経営者が多く在籍する当クラブにおいて、それぞれの経営者がどのようにこの万博に携わっていくのか、一人一人が考えるきっかけを与えていただいた絶好の機会であった。
  (糸野慎一郎 平20法)