◆大阪経済人クラブ第二回会合 「期待される今後の発展」

1961年2月8日(水)

 大阪経済人クラブ第二回会合が、二月八日午後六時から大阪・国際見本市ホテルで、三好万次、久井忠雄、岡野衛士、戸根泰雄、佐伯五郎氏ら十数名が集まって開かれた。

 母校評議員で財界に活躍する約二十数名が中心になって、入会金一万円・年会費一万円で昨年の十月五日に発会したもので、これを機に大阪経済人クラブという名にふさわしいものにしようと、校友で財界に広く活躍する人達を加えて、会員を七十五名程度に増やし、百万円を基金にして将来は事務所を設置、会員相互の連携を深めるとともに子供たちの世話をもしよう。そして、育英資金の一端をもにない、講演会を開いたり、また、レクリェーションには必ず夫人同伴で楽しむとか、広い意味で家族的なクラブ組織にもっていこうというものである。

 もっか、その会員を増やし、規模を大きくする計画が進められているが、とかく金がものをいう世界、その金なら事欠かないという財界人のお歴々であるだけに、今後の発展・充実には大いに期待されるものがある。