◆第136回例会 規約を改正し役員に任期制 会長に坂上氏選出
1997年6月11日(水)
関西大学経済人クラブは、平成九年度第一回例会に当る第一三六回例会を、六月十一日午後六時から新阪急ホテル紫の間で五十三人が出席して開催した。
例会講演に先立ち「規約の改正」「役員の選出」についての幹事会提案があり、満場一致承認した。今回の規約の改正の趣旨は、優待会員制と役員の任期制などの導入を図るもの。
役員には次の各氏を選任した。(任期三年)
会長=坂上守男(25経)、
副会長=樋口学(25法)、
代表幹事=天野正(17商)、
会計幹事=上中正儀(18商)・山本賢三(19政)、
幹事=入江一美(32経)・岡田誠一(34商)・西村太一(31法)
・賓田重幸(34法)・三坂康蔵(28経)・薮内正明(35法)
引き続いて例会にうつり、「危機の金融機関・その現状と今後」と題して母校名誉教授・流通科学大学教授上田昭三先生から講演を伺った=写真。昨今の銀行不良債権問題をはじめ、四年後に始まる日本版ビッグバンに向けて、本格的進出をはかる外銀のすさまじい競争戦略など豊富なデータで解説、今後の銀行取引への指針を示した。