第174回特別例会は平成18年12月2日に開催された。
今回は岐阜県にある三洋電機の「ソーラーアーク」の見学をメインに、午後からは養老の滝元館「遊季の里」で昼食と例会を開催し、例会終了後は各人紅葉深い養老公園を散策して、「忙中閑有り」を味わった。
ソーラーアークは、井植敏(現最高顧問)が「21世紀は環境の世紀」の思いを具現化した世界最大規模の太陽光発電設備で、幅315m・高さ37m(ビルの10階分)の大きさで、平成13年12月に竣工された。未来へ力強く漕ぎ出していく箱舟をイメージして、全体は4本の足だけで支えられていて地上から浮かんだ構造になっている。太陽電池パネル5046枚が設置されており、最大出力は630KW、年間発電量は約53万KWHで、14年4月から発電を開始している。
同社のクリンエナージー社会実現への取り組みが世界の人々に受け入れられ、これを機会に同社が再生されることを期待したい。
(幹事・幹事会事務局 田合邦臣)