第189回(特別)例会は、去る平成22年11月17日(水)、若手会主導の特別例会として当クラブ幹事の栗原昭次郎氏が経営する、
株式会社 栗原製作所(大和郡山市)
(
http://www.pack-kurihara.co.jp/)
の本社工場を見学させていただいた。
同社は鶏卵パックの専門メーカーとして、再生ペットボトルを利用し、シートからパックまでの一貫生産で
「Q(クオリテイー=高品質)・C(コスト=低価格)・D(デリバリー=即納)・V(バラエテイ=多品種)」
にこだわり各種製造をしておられる。
午前9時45分、現地に到着、全員栗原社長の歓迎を受け、整理整頓、清潔にされた1階ミーテイングルームにて会社の概要を聞き、社長及び部長、課長の案内でシート工場、成型工場、バーコード工場、製品倉庫を2時間にわたり見学、ご説明をいただいた。
4500坪に繰り広げられる人と機械の芸術的な組み合わせのラインは感動的であり、ここで生き生きと仕事をする社員の人々の姿を見て、オンリワン経営の道を決断され歩まれる栗原社長に日本型経営を地でいくその真髄を教えていただき、心から感謝申し上げます。
昼食は、栗原社長を囲んで、ヨーロッパ貴族風の邸宅の「Le BENKEI」(
http://www.benkei.ne.jp/)の貴賓室で贅沢なフレンチをいただき、名誉顧問の畑下辰典氏、一軸浩幸氏、両氏および当クラブ前会長樋口学氏の参加を得て、新入会の北原宏修氏、楠隆夫氏、宮地雄一郎氏、吉見淳史氏の5名を加えて総勢24名にて 楽しく、なごやかに懇談させていただきました。
帰路、聖徳太子ゆかりの地、日本最初の世界文化遺産「法隆寺」を見学、607年に太子が小野妹子を遣隋使として遣わし、隋との対等的国交を結び積極的に交流にのりだした、その偉大な、国際感覚は忘れることのできない史実であります。17箇所からなる多くの建物を見学し、「薬師如来像」他、多数の仏像にふれ、一同、久しぶりに洗心された気持ちで夕刻帰阪しました。
なお、今回の特別例会にご尽力いただきました、若手会幹事の村上康司氏に心からお礼申し上げます。
(代表幹事 田合 邦臣)