経済人クラブ(会長 西村 太一)第191回例会は平成23年6月20日(月)午後6時より大阪・梅田 大阪新阪急ホテル2階「星の間」にて、来賓に、当クラブ名誉顧問の畑下辰典様、一軸浩幸様、関西大学名誉教授 廣田君美様、関西大学校友会連携プロデューサー 田中久仁雄様をお迎えして総会と懇親会が開催された。
総会では平成22年度事業報告・同収支決算報告、監査報告、新規約改正案、新役員案も提案され、全員一致で承認された。
新役員には
副会長に
栗原照次郎氏(昭35学商)
(株)栗原製作所代表取締役
副代表幹事に
志水利達氏(昭43学商)(株)東光商会代表取締役社長、
生田圭一氏(昭43学経)㈱大松代表取締役社長、
村上康司氏(平成6学法)プルデンシャル生命保険㈱大阪中央支社副部長
の三氏が就任された。
懇親会は畑下名誉顧問の乾杯の音頭で始まり、各新役員の就任挨拶、出席会員からの活動報告や会員の仕事の紹介等がおこなわれ、村上副代表幹事から、新入会員、特別参加の12名の紹介があり、各人からスピーチを頂き、廣田名誉教授からは「若手に贈る激励の言葉」として、
①心理学における、権勢症候群(シンドローム)(甘やかされ育てられ俺たちが一番偉いのだと、自分が権勢をもっている病気・政界・学校・家庭にはびこっている)について
②航空兵力二乗論について(ランチェスターの戦略=一機当たりうけている攻撃量が相手兵力の二乗になるためだ二倍の兵力は4倍、三倍の兵力比は九倍という差が開いてしまう)について、「若者がリーダーシップ論を勉強して」つぶれない日本を構築して欲しいと、また何時でも指導しましょうと心強い言葉をいただきました。
校友会連携プロデユーサーの田中先生からは連携プロデユーサーの役割について
1.多種多用な企業が参画する出会いの場の仕組みづくり
2.大学と持続性のある交流・連携の蓄積に向けたしかけづくり
3.企業と大学が研究あるいは開発のロードマップを共有したことづくり
以上が述べられました。
最後に畑下名誉顧問から関西大学の歴史的背景と時代時代にそれぞれの先人たちが正義を愛し、真理の追究と探求の道を歩まれ国難を乗り切って対処してこらえた。団塊の世代が終り、東北大震災が発生し、第三の国難をむかえ日本経済全体直視してこの国難を乗り越え、実行できるリーダーが出てきてほしい、特に社会背景が変わっていく中で、先人に学び、又見直しをして、今の角度で経済人クラブの皆さんが真剣に考えてほしい旨がのべられた。
時のたつのを忘れ会員同士の熱気ある充実した懇親・懇談ができましたことを心からお礼申し上げます。
「千里の道も一歩から、未来は今日の積み重ね」
(代表幹事 田合 邦臣)