関西大学校友会(会長 寺内俊太郎)第98回総会は平成24年3月24日(土)午後1時から関西大学100周年記念会館で開催され、出席してきました。
主たる内容は、議事
(1)平成24年度事業計画(案)について
(2)平成24年度収支予算(案)について審議され全員一致で承認可決されました。
会長挨拶の後、来賓紹介では、代表して上原 洋充 理事長,楠見 晴重 学長から挨拶があり、理事長からは国際交流を深め海外で活躍できる人材に力をいれる旨の事を強調され、学長からは、本年度の卒業生6,100余人の新学士の誕生、大学院生(修士・専門職)700人が卒業「強い関大生」として母校を巣立っていったこと、一方新入学者6,100名、大学院生650名の入学があったとの報告があつた。(校友会関大第568号詳細)又、校友会は41万人の大組織になったが、関西の他大学に比べて校友会の海外支部が少ないので校友会が活性化され一つにまとめていくことを期待する旨の挨拶があった。
代議員会終了後、特別講演会が午後2時45分から開催された。
テーマは「東日本大震災の現場で~その時なにがあったのか、復興に向けて何をなすべきか」講師は 衆議院議員 前国務大臣・国家公安委員長 中野 寛成氏(昭和38年法学部卒)が講演されました。
当時国家公安委員長としても自ら現場に足を運ばれ、マスコミで報道されていた以外のいろいろな裏話と警察官の家族に対する労りの言葉と行動には感動いたしました。
中野先生には、平成14年7月26日の第157回の経済人クラブの例会に「最近の国会ウラ・オモテ」と題して講演いただきましたが、あの時、代表選に立候補されていたなら、いま少し政界は変わっていたかもしれません。
しかし話のなかに旧民社党の西村 榮一先生と奥様のDNAが引き継がれていることに関して一風の涼風を感じられたのは私だけでは無かったのではないでしょうか。
不確定の時代の世界および日本の将来には今、中野先生のような人がまとめ役になっていただき、ますますのご活躍を期待せざるを得ません。懇親会では先生も時間の許す限り参加いただき校友有志とご懇談いただきありがとうございました。久しぶりに充実した代議員総会でした。
(関西大学経済人クラブ 代表幹事 田合 邦臣)