平成24年6月9日(土)関西大学千里山キャンパス 100周年記念会館にて午後1時から開催され、出席してきました。
司会は総務部副部長の大東 恭治氏、仁井ひろみ氏(当クラブ幹事)のもとで定刻に開催された。
会は、副会長の大谷 啓二氏の開会の挨拶に始まり、学歌斉唱、黙祷、来賓紹介、会長挨拶、来賓挨拶、議事進行があり、(1.平成23年度事業報告案について 2.平成23年度収支決算案及び貸借対照表並びに財産目録について 3.学校法人関西大学 校友評議員候補者推薦方法の決定について)全員一致にて全ての議題は承認され、午後2時30分、副会長の小寺 一矢氏の閉会挨拶にて終了した。
主たる要旨:寺内俊太郎会長は、本年度最後の代議員会議として「今期校友会活動の総括と次期活動の指針」と題して、パワーポイントをつかって詳細に述べられました。
特に、機関紙「関大」に掲載された主たる内容を中心に、
(1)大学の各キャンパスの紹介
(2)海外を含めた支部の増強
(3)学術・文化・スポーツ振興とOBの支援
(4)東日本大震災の取り組み
(5)歴代校友会会長の業績につての紹介等々があり、
最後に母校への懸念事項として
1.関大・法科大学院の実態について
2.SF入学試験による入学者数の変遷
についてくわしく紹介され、先行き「関西の雄としてこの様な姿勢でよいのか」と強調されました(会場から多くの拍手がおこる)。
上原 洋充 理事長からは、寺内校友会長の後を受けて、大学にはオーナーがいないので、色々な問題点について代議員・評議員の皆様がチエックしていただきたい旨が述べられた。(校友会副会長、会長を務めた経験から)特に、
(1)今年の就職希望者の95.3%が就職したこと
(2)グローバル時代に入り、他の大学に負けないような教育の充実を図り、教職員一体(教職員のご協力を得て)になつて、いい人材を育てなければならないし又、飛躍する原動力になって欲しいと、共に、全国私学の中で5番以内または10番以内には入ってほしいとの希望が述べられた。
楠見 晴重 学長からは
(1)本年度は創立126年を迎える日本を代表する私立大学であること
(2)東日本大震災に対して、本学60数名の学生たちに、皆様からいただいた支援金を使わせていただいたことと、支援を受けた学生たちは感謝している
(3)岩手県大槌町に東京大学水産研究所があったが今回の震災で壊滅状態になり本学が2番目として協定を結びIT技術を創出して町の発展ために貢献していく予定
(4)絆・縁について、
「縁」:学問が結んだ縁=「学縁」校友会副会長 田中 義昭氏のことを事例で述べられ、本学の学生数は3万以上のマンモス大学である。ゼミナール教室の授業をするようにさらに進めていく「高い志を持った人が求められ、よりよい人類社会を築くため、高い志を立て、精一杯努力している」学縁を大切にしていただくことを校友会の皆様にお願いしたい。
懇親会は午後3時から仁井ひろみ氏の司会で開催され、常務理事の増地 英一氏の乾杯の音頭ではじまり、当クラブの名誉顧問の畑下 辰典氏、一軸 浩幸氏他経済人クラブのメンバーの方々と和やかに懇談できた。会は例年どうり逍遥歌合唱にて午後4時過ぎ散会した。
(関西大学経済人クラブ 代表幹事 田合 邦臣)