関西大学経済人クラブ(会長 西村太一)第199回例会は平成25年6月24日(月)午後6時より、大阪・梅田 大阪新阪急ホテル・2階「星の間」にて、村上康司氏(副代表幹事 H6学法)の司会にて、来賓に当クラブ名誉顧問一軸浩幸様、畑下辰典様、森本靖一郎様、寺内俊太郎様のご臨席をえて開催された。
副会長の栗原照次郎氏(S35学商)の開会挨拶ののち、総会が開催され、安達弘祐氏(会計監査 S37学経)による会計報告が承認され、新役員選任が満場一致で承認された。
会長には、栗原照次郎氏、副会長には生田圭一氏(S43学経)、志水利達氏(S43学商)、代表幹事には、本間敏司氏(S61学工土)が就任した。
その後の講演では、講師に関西大学商学部長・教授髙屋定美先生をお迎えして、「欧州債務危機の真相と日本への影響」と題して、ご講演いただいた。
主たる要旨は、1.ユーロの経済状況、2.EUの救済策、3.EUの制度改変の取り組みであったが、日本とのかかわり、日本との比較をふまえて、わかり易く具体的にお話いただいた。特に、昨今ギリシャなどユーロ圏の経済危機が話題となっていたが、日本の経済状況はこれらと比較しても悪い状況にあるとの内容には衝撃を受けた。また、日本とユーロ圏の微妙な関係の裏側までお話いただいたことで、出席者全員が興味をもつことができる有意義な講演となった。
講演後は、新たに副会長に就任した生田圭一氏の御礼の言葉ののち、懇親会は、森本名誉顧問の挨拶に始まり、寺内名誉顧問の乾杯の音頭にて開催された。
懇親会では、新たに就任した役員の紹介が行われるとともに、役員を退任された安達弘祐氏より挨拶を頂いた。
その後、新入会の小川哲男氏(S48学法)(株)小川不動産鑑定事務所代表取締役が紹介されるとともに、楠見晴重学長からの祝電が披露された。
メンバー和気藹藹の懇談の中、新たに副会長に就任した志水利達氏(S43学商)の閉会の挨拶にてお開きとなった。
(経済人クラブ 若手会幹事 植松康太)