◆関西大学経済人クラブ第201回例会

2014年2月17日(月)

関西大学経済人クラブ(会長 栗原照次郎)第201回例会は平成26年2月17日(月)午後6時よりホテル阪急インターナショナル6階「瑞鳥南の間」にて、本間 敏司氏(代表幹事)の司会にて、来賓に学校法人関西大学理事長 池内 啓三様、当クラブ名誉顧問 一軸 浩幸様、畑下 辰典様及び当クラブ顧問・校友会会長 寺内 俊太郎様のご臨席をえて開催されました。

会長の栗原 照次郎氏(S35学商)の開会の挨拶にて始まり、講師には関西大学経済学部教授・副学部長 李 英和先生をお迎えして「北朝鮮情勢の現状と今後~最高人民会議代議員選挙の意味するもの~」と題して、ご講演頂きました。


主たる内容は
1. 北朝鮮の今後について
2,3年後に北朝鮮は崩壊し韓国に吸収されるであろう。
また、南北が統一されると経済復興は韓国だけでは間に合わず、日本の企業(特に製造業)にすがってくる事になり、特需が起こるであろうと思われる。

2. 北朝鮮の外交について
北朝鮮と中国の関係は悪化しており、日本と秘密裏に交渉を進めている。
韓国との関係を軟化させているのも、対中国(北方)に緊張があるため
南側を安定させるため。

3. 北朝鮮の財政について
中国に秘密資金を凍結されており、財政がひっ迫している。
例年幹部に配られていたベンツが今年は中国産の車に代わった。
幹部に配る車やお金が無い事もあり、軍部との関係が悪化してきている。

これら、テレビではなかなか聞けない事や私達がマスコミを通じて知っている情報とはまるで違う話を、とても分かりやすく、また詳細にお話しいただきました。 



その後の懇親会は来賓のご紹介の後、池内理事長にオリンピックの事や大学入学や就職の現状についてお話しいただき、寺内校友会長の乾杯の音頭で始まりました。
途中、初参加の方からの自己紹介や交流でおおいに盛り上がり、志水利達(S43学商)副会長の挨拶にて終了しました。


                  (経済人クラブ 若手会幹事) 楠 隆夫(平9工))