◆経済人クラブ 総会・第206回例会

2015年6月15日(月)

還暦ルーキープロ・古市氏の講演聞く
創立130周年事業に130万円寄付

経済人クラブ(栗原照次郎会長)第206回例会が、6月15日に大阪新阪急ホテルで開催され、池内啓三理事長、寺内俊太郎校友会長、上原洋允・畑下辰典当クラブ名誉顧問の来賓の方々と、新入会員3人、特別参加者を含め58人が出席した。

 年度最初の例会のため、前年度事業報告・決算報告ほかの総会議事が審議され、任期満了による役員改選では、副会長の1人増員等、全ての議事が原案どおり承認された。

 続いての講演会では、59歳11ケ月24日で、PGA資格認定プロテストに合格し、還暦ルーキーのプロゴルファーとしてご活躍の古市忠夫氏を講師にお招きし、『頑張れる事への感謝』というテーマで講演いただいた。


 
 古市氏は、阪神淡路大震災で神戸市長田区のカメラ店と自宅全てを失ったが、被災地の復興に奔走する傍ら、友人の強いサポートもあり自らの復興としてプロゴルファーを目指した。還暦目前で1800人ものプロテスト受験者の中から、何故自分が合格できたかを写真や絵葉書、著書等を用いて熱く語られた。
「人間は、才能・努力・運だけでは目標を達成できない、達成しようという積極性、チャレンジできることへの「感謝」を持たなければ達成はできない」と述べ、最後に「金銭を失う事は小さな事を失う事である。信頼・信用を失う事は大きな事を失う事である。しかし、勇気を失う事は全てを失う事である」と言う言葉で講演を結ばれた。

 第2部懇親会に先立ち、経済人クラブとして母校創立130周年記念事業募金に130万円を寄付し、栗原会長から池内理事長に手渡された。池内理事長は謝辞に続いて130周年記念事業の概要を説明、今後とも更なる協力を要請した。寺内校友会長の乾杯の発声で開宴。古市講師を囲んで歓談し、古市講師のゴルフ一言レッスンや新入会員紹介等、各種交流で盛り上がった。

次回第207回例会は、9月14日(月)午後6時から大阪新阪急ホテルでの開催を予定している。

                    (幹事 横田英哲 平4文)
                    (校友会事務局 06-6368-0041)