◆経済人クラブ第209回例会

2016年2月8日(月)

高原剛一郎氏の講演聴く 世界の火薬庫中東を解説

 経済人クラブ(栗原照次郎会長)第209回例会が、2月8日に大阪新阪急ホテルで開催され、楠見晴重学長、寺内俊太郎校友会長、上原洋允・畑下辰典クラブ名誉顧問の来賓をはじめ特別参加者を含め52人が出席した。

 今回は、大阪へブル研究所主任研究員の高原剛一郎氏に、「2016年の世界情勢を読む-世界の火薬庫中東と東アジア」と題して講演いただいた。

 高原氏は、講演内容の理解を深められるよう、ホワイトボードに中東地区の大きな地図を掲げ、もう一方のホワイトボードに要点を書きながら話しを進められ、まず中東の2大国であるサウジアラビア=イスラム教スンニ派多数国とイラン=シーア派多数国の対立(冷戦)が火種であると、その教義の違いなどを説明。
 次いで、イラン・イラク戦争やアラブの春など歴史的事件の要因を、アメリカやソ連の動きを交えて解説し、現在、両国が国交断絶に至った状況を詳しく述べられ、ISについても見解を示されるなど、普段テレビ等では知ることの出来ない内容を、詳細にお話しいただいた。




 その後、第2部懇親会では、来賓の紹介、特別参加者の自己紹介、ゴルフ部会の案内など、活発な交流が行われた。
 なお、次回第210回例会は、校友でもある(株)オービックの野田順弘代表取締役会長を講師に、6月13日(月)午後6時から大阪新阪急ホテルで開催の予定。

                               (幹事 古屋敷博文 平11総情)