2020年10月1日に新たに御就任されました理事長の芝井敬司先生、学長の前田裕先生をお招きし、第229回例会を2月8日に開催致しました。
第227回に続き昨今のコロナウイルス感染拡大防止に配慮し、WEB例会として校友父母会館から配信されました。
村上副代表幹事の司会進行により開会。学歌斉唱の後、生田会長の挨拶、また新たに校友会会長にご就任されました田中義信様よりご挨拶いただき、その後講演へと移りました。
まずは芝井敬司理事長より『コロナ禍と関西大学』というテーマでお話しいただきました。
今後の大学運営について、関西大学としてSDGsで掲げられた17のゴールの全てに関わっていく事、法人IRを推進することや大阪、関西万博2025に大阪の大学として関わっていく事など、合わせて9つの構想や寄付の在り方について解説していただきました。
続いて、前田裕学長より『これからの関西大学』というテーマで、
これからの日本社会、コロナ禍の高等教育、これからの高等教育と関西大学についてお話しいただきました。
人口が減り労働者不足となっていく日本にあって、大学がどのような教育を行っていくのか、就職先と学生のスキルや学歴のミスマッチをいかに無くしていくべきか等、コロナ禍の授業の現状やデータやグラフを用いて解説いただきました。
その後、永尾俊一副会長の謝辞をもって例会は終了いたしました。
30分ずつという短い時間でしたが、関西大学の現状とこれから目指されている方向性を大変わかりやすく解説していただき、十分に理解できる濃密な時間となりました。
また、経済人クラブとして母校の為にできることを考える良い機会になったと思います。
第230回例会は5月17日に開催予定です。
(楠 隆夫 平9卒 工・建)
(関大パンセ・寺本 06-6368-1054)