◆関西大学経済人クラブ 第204回例会

2014年11月10日(月)

 関西大学経済人クラブ(栗原照次郎会長)第204回例会が11月10日(月)大阪新阪急ホテルで開催され、上原洋允当・森本靖一郎クラブ名誉顧問の来賓方々と、新入会員5名、特別参加者を含め51名が出席した。

 第1部のご講演には、株式会社日本M&Aセンタ- 常務取締役 西日本管轄 大阪支社長 大槻昌彦氏を講師にお招きし『中小企業の「尊厳と発展」を実現させるM&Aとは?』というテーマでご講演いただきました。

 ご講演内容としては、今までの事業継承の選択肢(1.上場・2.後継者への継承・3.廃業(清算))に加えて、新しく4.第三者への事業継承(M&A)手法のメリット・デメリットのわかりやすい解説と、今後人口減少による日本国内のマ-ケット(内需)の縮小によるという現実が迫っている中での、経営者の世代交代と事業後継者問題として、1.少子化により子どもがいない、2.多様な職業があり子どもが後を継がない、3.厳しい経済環境及び場合により創業者以上の能力が必要とされ子どもが後を継げない等の問題が今後身近に起こっていることの解説をしていただきました。また、最後にM&A成功事例紹介と それぞれ譲受企業と譲渡企業が存在しそれぞれ注意しなければならないことの心構えと、「お互いの企業の理念と理念の合致がM&A成功の秘訣」とのことを勉強させていただきました。



 その後、第2部懇親会は来賓ご挨拶、乾杯、新入会員紹介等各種交流で盛り上がり、最後は副会長の閉会挨拶で終了しました。

                         (代表幹事  本間 敏司(昭61工))