◆関西大学経済人クラブ 第213回例会

2017年2月13日(月)

『関西大学の総合所見』テーマに
芝井学長から改革推進の講演聴く

 経済人クラブ(栗原照次郎会長)第213回例会が、講師に昨年10月関西大学第42代学長に就任された芝井敬司先生を迎え、2月13日に大阪新阪急ホテルで開催され、当クラブ名誉会長の池内啓三理事長、当クラブ名誉顧問の上原洋允法人顧問らの来賓と、新入会員1人、特別参加者を含め60人が出席した。

 学歌斉唱、栗原会長挨拶の後、早速講演に移り、芝井学長から約1時間に亘り、『関西大学の総合所見~強いところと弱いところ~』というテーマでお話いただいた。
芝井学長は、はじめに、
①関西大学の改革のために…「改革の再起動」に向けて、
②130年の伝統を踏まえつつ、「すべてを変えること」を目指す…「教育、研究、社会連携、国際活動/学生に対して、入口―入学、出口―就職、中身―進路」、について学長としての考えと改革推進に当たっての力強い決意を述べられた。

 続いて、全国の大学を取り巻く状況・大学の持つ組織自体の問題、関西大学の現状等につき、配布資料をもとに詳しく説明され、関西大学の理念…「学の実化(じつげ)」の再認識を強調された。
また、「存在感ある大学」を目指して、就任後100日間で実施したこと、今後進める多面的な改革、今後の夢を述べ、最期に、仕事の三則…「簡潔・迅速・痛快」「諸事日限を定め、遅滞あるべからず」を紹介、「私も仕事の三則に則って改革を推進していきます」と結ばれた。

 その後、講師を囲んでの懇親会では、池内理事長の挨拶、上原名誉顧問の乾杯の後、サプライズで2月7日に誕生日を迎えられた芝井学長にお祝いのケーキと花束の贈呈が行われ、拍手で祝意を表した。
また、第212回特別例会(なめかたファーマーズヴィレッジ訪問)と若手会のティーパーティ&ワインセミナーのフォトムービー上映や新入会員紹介等の各種交流で盛り上がった。

 なお、次回(第214回)例会は、講師に㈱船井総合研究所代表取締役社長の中谷貴之氏(平3学文)をお招きし、6月13日(月)に大阪新阪急ホテルで開催の予定です。

                       (代表幹事 本間敏司・61学工)