◆平成25年関西大学校友会「新年互礼会」

2013年1月15日(火)

平成25年1月15日(火)午後6時から(大阪・梅田・新阪急ホテル「紫の間」)関西大学
校友会「新年互礼会」が開催され経済人クラブを代表して出席してきました。

出席者は、法人、教学、教育講演会、議員、首長、校友会役員、地域支部責任者、職域会、同期会、ゼミOB会、関係校友会、各種団体の責任者の人達263名が参加されました。
司会は総務部副部長の大東 恭治氏、仁井 ひろみ氏(当クラブ・女性部会幹事)が担当され、例年通り、応援団吹奏楽部の演奏をまじえて、式次第は、開会の挨拶、学歌斉唱、校友会会長の挨拶、来賓の紹介、理事長及び学長の祝辞、評議委員会議長の乾杯、懇親、逍遥歌、教育後援会会長の大阪締め、副会長の閉会の挨拶と予定通りにて終了しました。

主たる内容は下記の通りです。
1. 寺内 俊太郎 会長(当クラブ顧問)の挨拶:

今年は、平成21年1月に会長を拝命して互礼会は4回目になりました。就任以来、母校関西大学のいろいろな行事にエネルギーをそそいで参加して観察させていただきました。
その中でも、昨年3月11日の東日本大震災は、戦後の東京焼野原を思い起こさせる大事件でありました。この地において何をなすべきか、校友会としてまず「精神的に、この大阪で元気になろう」と決断し、全力を尽くして支部、職域会等の会に出席して「絆」を保ってきました。また、スポーツ、学術、文化等についても機関紙「関大」に積極的に掲載させていただきました。この4年間無事に終わろうとしていることに感謝申し上げたい。
母校関西大学は、新理事長、常任理事、理事、評議員の選出も終わり、3年後の130周年に向かってスタートしました。校友会においてもこのたび1600人近い代議員を選出させていただき、「元気な校友会」としていきたいと思いますので、代議員の皆様のご協力をせつにお願いしたい。次の世代をわれわれで築いていこう!

2. 池内 啓三 新理事長(当クラブ名誉会長)の祝辞:

平成25年巳年は脱皮を繰り返すごとに成長するといわれている、正に再生の時期。
一昨年の東日本の大震災、混迷の政治経済、混乱の社会情勢、アベノミックス、円安、株高等、持続的に続くのかじっくり眺めていきたい。
本学の課題 ①森本、上原 前両理事長と共に取り組んできた2010年プロジェクト事業(高槻ミューズキャンパスの事業、関大北陽中高の一貫教育、社会安全学部、人間健康学部の完成等)の締めをしっかりやっていきたい。②3年後の平成28年に130周年の事業内容・規模をしっかりたてていきたい。募金についてはぜひご協力をお願いしたい。
③長期経営計画の見直し(4~5月頃)を立ててやっていく。 40万人校友の皆様の一層のご協力とご多幸をお祈りいたします。(当クラブ第197回例会参照

3. 楠見 晴重 学長の祝辞

昨年12月に文部科学省から発表された大学支援補助金について24の大学が選定され、内21校が国立大学、3校が私立大学で、早稲田大学、慶応大学、母校関西大学であった。
また、24校のうちS評価9校が選考されうち2校が私立大学で早稲田大学と母校関西大学が選考された。との報告があり、会場から拍手が起こる。教職員の努力と校友会の常日頃からのご協力について感謝申し上げる。
また、文化選考について、昨年4月に東アジアの留学生を受け入れるために建設された南千里国際プラザに80名の優秀な学生をいれ、本学国際化のプログラムの充実を計り、本学の学部に進学していただく予定である。教育研究資金として7校が選定され、うち6校が国立大学で、1校が母校関西大学に選定された。
南千里国際プラザの周辺の吹田市、箕面市の地域住民と協力して、特に大阪大学の協力もいただいて、神大、関学 関大の4大学が留学生の支援をしていくことになっている。
昨年10月に2期目に就任させていただいたが、4年前に母校をアジア太平洋大学のハブ校にしたいと進めてきました。そのご、上海、バンコック、台湾、北京に海外拠点をつくり、現在世界の63校と国際交流締結をしている。昨年12月28日から2泊4日の予定でバンコックにいき、10年前から、京大、神大と手を組みアジア工科大学院、カセ大学とも永年協力関係をむすんで来ている。今後とも、熱気あるアジア地域を取り込んでいき、関西経済連合会、関西経済同友会、関西生産性本部、大阪商工会議所などと協力してやっていきたい。(当クラブ第186回例会参照)。当日は、経済人クラブに所属する多くの方々とご挨拶と懇談ができ、特に物流部会会長の福田 泰久氏(昭和44年経卒・センコー株式会社 代表取締役社長)前々理事長の森本靖一郎氏、又、衆議院議員 北川知克氏(自由民主党副幹事長・当クラブ第190回例会参照)とは当クラブ幹部達と記念撮影もでき今後の経済人クラブにとって大変良かったと思います。
理事長、学長も各テーブルを回られ、この熱意に対して参加者全員が熱意を持って答えようではないか。嬉しいニュースとして当クラブ第188回例会に講師としてお招きした同志社大学法学部教授の村田 晃嗣氏が4月1日から同校の学長に就任されることになりました。母校関西大学も関西の大学として協力を深めていってほしいと思います。
新年にあたり私の新年の所感、良寛の「六然観」の言葉を御贈りします。
 
 超然として 天に任せ
 悠然として 道を楽しむ
 厳然として 自ら慎み
 靄然として 人に接す
 毅然として 節を持し
 泰然として 難に処す
                              関西大学経済人クラブ
                                 代表幹事 田合 邦臣